腹式呼吸の簡単なやり方

腹式呼吸は、仰向けに横になるとわかりやすくなります。

 

ステップ1

仰向けに寝て、お腹に手を当てます。

おへそより下に手を当てるようにします。

 

ステップ2

次に、手を当てたところが持ち上がるように、息を吸います。

胸や肩は動かさず、下腹部だけが持ち上がるようにします。

横になってやると、下腹部だけが動く様子がはっきりわかります。

この感覚を覚えておくことが大切です。

 

ステップ3

最後に、下腹部に吸った空気を使って、英語の子音を発音しましょう。

k や、s の音が簡単です。

下腹部に軽く力を入れてやるとうまくいきます。胸や肩は動かしません。

満タンに吸った息を少しずつ分割して、同じ子音を10回くらい言ってみましょう。

“k, k, k, k, k, k, k, k, k, k!!!!” という具合です。

下腹部に軽く力を入れておく感覚と、口から出る子音の勢いを感じましょう

慣れるまで、ステップ1~3を繰り返します

 

慣れたら立って鏡を見て

慣れたら、今度は立ってやってみましょう。

下腹部から上が映る鏡の前に立ちます。

下腹部に手を当て、上のステップ1~3を全く同じように繰り返します。

鏡の前に立つと、胸や肩を動かさないことを意識しやすくなります。

胸や肩が動いている場合は、胸式呼吸になっています。

下腹部だけが動く、腹式呼吸にしましょう。

慣れるまで繰り返しましょう。

 

いろんな子音でやってみよう

k, s の他に、次の音も練習に向いています。

p, b, g, t, d(破裂音)

発音の難しい音にも挑戦してみましょう。f, v, th(摩擦音)